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自分だけのお茶碗をつくろう
4,5歳児のお友だちと保護者の方で、代々木上原のstudio knotさんにて陶芸ワークショップを開催しました。
お茶道で使うための、自分だけのお茶碗を作ります。
今年は、「タタラ作り」という去年とは別の技法を教えていただきました。
様々な色の粘土の板を用意して頂いたので、色つきの粘土を好きな形に切り抜いて、土台となる粘土の板の上に乗せ、模様や絵を作っていきます。
粘土をたたいてのばしたら、好きな色の粘土を切って模様をつけていく子どもたち。
同じ技法でも、一人一人違った個性豊かなお茶碗が出来ていきました。
3月下旬に焼きあがるとのことなので、完成したらみんなで作ったお茶碗を使ってお茶会を開くのが楽しみです!
さくらもちを作ってみよう
今月の植草社長をお招きしての和菓子作りは「桜餅」。
植草社長が焼いてきてくださったピンクの丸い生地を見ると
「ハムみたい!」と手に取って嬉しそうな子どもたち。
手順を教えていただき、あんこを包んで、塩づけした桜と桜の葉で飾りました。
この桜餅は主に関東で食べられている形で、関西では道明寺という桜餅が一般的です。「次(3月)は道明寺を作ってみたいね」と次回のことも楽しみにしていました。
翌日の茶道体験では、みんなが作った桜餅を楊枝で切って食べるお作法も教えてもらいました。
少し力がいりますが、楊枝を使って切って食べるお友だち
「昨日味見したときよりしょっぱい!」
塩の味が染みていることに気付いていました。
お茶道は、お友だちのためにお茶を点てる練習をしました。
「おいしい」と言ってもらえると、ほっとして嬉しそうな表情の子どもたちでした。
季節の和菓子作りと茶道体験を重ねていきます。
清水先生と味噌づくり
今年も、発酵美人堂の清水紫織先生をお招きし、いっしょにお味噌づくりをしました。保育園の給食で使うお味噌は、毎年子どもたちで手作りしています。
清水先生が茹でた大豆を見せてくださいました。
「おまめ!」と子どもたち。
お味噌づくりに使う材料は3つだけ。大豆と、こうじと、お塩です。
それぞれみんなでさわってみました。
大豆を袋に入れて、1人ずつつぶしていきます。ドンドンとたたいてつぶすお友だち、指先でお豆1つずつつぶすお友だち、それぞれのやり方で集中して大豆をつぶすことができました。
麹と塩を手でかきまぜたら、みんなのつぶした大豆を入れて、手でぎゅっぎゅっとつぶしながらまぜていきます。
こねこねしていたら「おだんごできた!」
しっかりこねたら、みんなで大きなお団子にして、甕につめていきます。
甕にいれたらパンチパンチ!空気をぬかないとカビがきてしまうそう。
一生懸命手仕事を楽しむ子どもたちでした。
今日つくったお味噌が食べられるのは、10月ごろだそう。
カレンダーを見ながら、「わたしが4さいになってからってこと!?」と10月を楽しみにする子どもたちでした。
今年のお味噌はどんな味になるかな。変化を楽しんでいきたいです。
ナメタガレイの「おさかなのじかん」
Cara三宿のオーナーである北川シェフにゲストティーチャーに来ていただいて、おさかなのじかんを行いました。
今日のおさかなは「ナメタガレイ」
箱をあけると「わー!」と歓声があがり、一斉に手をのばしてカレイに触れてみる子どもたち。
表は黒くて目がありますが、裏返すと白くて目がないことに気付きました。
「カレイはこうやって海の底をおよいでいるんだよ」とシェフがカレイを動かして教えてくれます。
「だから上にしか目がないんだよ」「背中は海の底と同じ色。おなかは見えないから、白いんだ」
カレイについて知ったあとは、シェフがカレイを5枚におろしてくださいます。
真剣な表情で包丁さばきを見つめる子どもたち。「かわいそう・・・」という声もありました。
しばらく切ると、卵がでてきました。「うわー!たまご!」と盛り上がりました。
身や卵を切り終え、骨とひれだけになったナメタカレイも触ってみます。
皮や頭もさわってみたり観察したりしました。
その間にシェフがホットプレートでカレイを焼いてくださいました。
カレイが配られると、熱いのもおかまいなしに、パクっと口に運ぶ子どもたち。
「おかわり!」の声がなりやまず、あっというまに全部なくなってしまいました。
おさかなのじかんが大好きな子どもたち。子どもたちだけでなく保育者もナメタガレイについて知ることができました。
作ってくれた人への感謝だけでなく、命ある食材をいただくという感謝も持ち、「いただきます」「ごちそうさま」を大切にしていきます。
いちごの苗を植えよう
系列園のPAL@広尾の屋上では、「東京おひさまベリー」という品種のいちごを植えています。そのいちごの苗を、こまば分室にも分けていただき、
こまば分室でも「東京おひさまベリー」を育てることにしました。
講師に来てくださったのは、PALの屋上でもいちごの栽培を教えてくださっている「いちごおじさん」こと梅原さん。去年、PALでいっしょにいちごつみをさせていただいたので、子どもたちにもおなじみです。
苗植えの前に、梅原さんに事前に作り方を教えていただき、自分たちでプランターを作りました。
木を斜めに切るなど難しい行程も、みんなで協力しプランターを作ることができました。
梅原さんに来ていただき、いちご1株につき1プランターで育てる方がいいということで、いちごの株分けをしていきます。
「これが一株だね」と梅原さんに株分けしてもらうたびに歓声があがっていました。
分けた株をひとつずつ、みんなが作ったプランターに植えていきます。
また、「ヤシがら」を使って、室内で栽培する方法も教えていただきました。
これから毎日みんなでお水やりをして、いちごが食べられるまで育てていきたいです。