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寒くても探検だ!
シェア保育園の子どもたちは、寒くても毎日お散歩に出かけます。
最近は、駒場東大のグラウンドがお気に入りのスポット。
懐中電灯を持って探検します。
お友だちといっしょに想像力をふくらませながらごっこ遊びをして歩いたり、もぐら塚を観察したり、木の穴をライトで照らしたり、お花や実を見つけたり、東大のお兄さんを応援したり。毎日発見がいっぱいです。
寒かったこの日は、園に帰って手湯で手をあたためました。
暖かい日と寒い日が交互にきて、春が近くなっているのを感じますね。
体調に気をつけながら残りの冬を楽しんでいきます。
桜餅第二弾!道明寺をつくろう
3月のお茶道体験の和菓子を、あけぼのフーズの植草社長に来ていただいてみんなで作りました。先月、「次は道明寺のほうの桜餅をつくろう」と約束していたので、みんなも楽しみにしていました。
まずは植草社長が見本を作って見せてくださいました。手を水でよく濡らすと、お米がくっつきにくくなります。
お米を広げたらあんこを乗せて、そっと包み、お好みで桜の葉と花の塩漬けをつけていきます。
みんなもやっていきました。
お米が手にくっついてしまって、「できないよー」と困っているお友だちがいました。植草社長や上手にできたお友だちに「水を手につけるといいよ」とアドバイスされ、しっかり水で手を濡らすと、お米を広げてあんこを包むことができました。
明日の茶道体験では、お世話になった先生たちにもお茶を点ててふるまいます。
先生たちに食べてもらう道明寺もつくりました。
植草社長が、今日使ったお米はもち米であることや、桜の葉やお花は伊豆で作っていることも教えてくださいました。
そして、植草社長に来ていただくのは今年度今日が最後ということで、年長のお友だちからお礼のお手紙を渡しました。
「いつもおかしのつくりかたをおしえてくれてありがとう」「くりきんとんがいちばんすきです」など、それぞれ自分でよく考えて、ありがとうという気持ちを伝えていました。
明日の茶道体験でも、これまでの和菓子作りやお茶道の体験を活かして、感謝の気持ちを先生たちに伝えられるといいなと思います。
いっしょにつなごう!異年齢の合同保育
シェア保育園にはクラス分けがなく、異年齢の集団でともに過ごすことを開園当初から大切にしています。
この日は、もうすぐ卒園してしまう年長のお友だちと、1歳児のお友だちでいっしょにお散歩に行きました。
「て、つなごう!」
大きいお友だちが誘ってみんなで手を繋いで公園へ。
1歳児さんたちが最近大好きな、かくれんぼをしていっしょに遊びました。
お兄さんお姉さんにブランコを押してもらっているお友だちを見ると、ぼくも、わたしも、とブランコの行列ができました。
いつもはこまば分室で給食を食べる年長さんですが、この日はよよぎ本園で1歳児さんといっしょに給食を食べました。
食後のお着替えや、お昼寝前の読み聞かせまで、小さいお友だちのことを考えなら積極的にやってくれる年長さんたち。0歳のときからシェア保育園にいる年長さんたちなので、保育者はじーんとしながら見ていました。
さまざまな年齢での交流を大切にする異年齢保育をこれからも続けていきながら、子どもたちの成長を見守っていきたいです。
ここはどこ?こころねのじかん
扇谷一穂先生をゲストティーチャーにお招きし、「こころねのじかん」を行いました。
いつものように、からだの体操、声の体操をしたあとは、一人ずつながーい声を出していく「声のリレー」をしました。小さいお友だちが迷っていると、「どんな声でもいいんだよ」「できなかったら次の人にまわしてもいいよ」と年長さんが優しく声をかけてあげていました。
今回のテーマは、ここはどこだろう?というのをみんなで考えてみるということ。
「ここはこまばぶんしつだよー!」と子どもたち。そうだよね。
扇谷先生が、「Zoom」「ここは。」という絵本と、映像を見せてくださいました。
絵本では、お母さんの膝の上にいる女の子が「ここは地面の上で、」「天井の下で」「お母さんの膝の上でもある」と言う様々な視点で今のお場所をみたり、
映像では、同じ場所を中心にしてどんどん離れていって宇宙までいったり、逆にズームで近づいていって細胞まで見えたりします。
改めてみんなで、ここはどこか考えてみると
「こまばぶんしつだけど、、、地面の上でもあるし 電気の下でもあるし プラティの水槽の前でもあるし お友だちの中でもある・・・」
多角的な視点が、みんなにも感じられたようです。
最後に、それぞれで、自分のいまいるところを絵や文字で表現してみました。
これから小学校に行くお友だちもいますが、
もしうまくいかないことがあったときでも、ものごとにはいろんな視点があるということに気付くきっかけになってくれたら素敵だなと思います。
おからみそをつくろう
毎年保育園の給食のお味噌を手作りしてきたこまば分室の子どもたち、今年は例年とは違った、「おからみそ」を作ることにチャレンジしました。
材料のおからは、前日にお豆腐屋さんに自分たちで買いに行ったものです。
おから味噌を作る前に、栄養士のるみ先生からおからについて教えてもらいました。おからはお豆腐をつくるときにできますが、お豆腐屋さんでは年間約5万トンほど捨てられているそうです。
「るみ先生で言うと1000人分くらいのおからが捨てられているんだよ」と言うるみ先生の言葉に「えー!」「おおすぎる!」と驚くみんな。
捨てられてしまうはずのおからをみんなで有効活用していくことは意味のあることです。
おからみそづくりは、おから、麹、豆乳、塩を混ぜてつくります。
「きもちいいね」「もっとさわりたい」
感触を楽しみながら混ぜることが出来ました。
豆乳も加えてしっとりしたら、さらによく混ぜ、お団子にしていきました。
お団子にできたら、袋に入れてパンチ!
空気をぬいて、カビが来るのを防ぎます。
普通の味噌は完成まで約一年かかりますが、おから味噌は約半年で完成するそうです。完成したら、普通の味噌のようにお味噌汁に入れても良いですし、野菜におから味噌をつけて食べても美味しいそうです。
みんなで力を合わせて仕込んだおからみそ。
変化を観察していこうと思います。