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干し柿をつくろう
今年も職員の親戚の方からたくさんの渋柿をいただいたので、今年も干し柿づくりをしています。
こまば分室のお友だちは、柿をむくのもひもで結ぶのもお手の物。
季節の手仕事がしっかり子どもたちのいとなみになっていることを嬉しく感じます。
美味しくな~れ~
おいしくできたかな?お味噌の完成だ!
今年の1月に、みんなで仕込んだお味噌を解禁しました!
栄養士のるみ先生がきてくださり、みんなでお味噌を見てみました。
「ちゃいろくなった!」「いいにおいがする!」
見た目やにおいの変化に気付いていました。
少しなめてみると「しょっぱい!」「からい!!」と驚くお友だちも。
るみ先生がみんなの前でお味噌汁にお味噌をといてくださいました。
「すーぷにいれたらからくないね!」とみんなおいしそうにいただいていました。しっかりと熟成された味。代々木本園とこまば分室、それぞれで作ったので、それぞれ味も少し違っていて面白かったです。
これから給食のお味噌汁はみんなのお味噌で作ってもらいます。
自分たちで作って、自分たちで美味しくいただく経験を重ねていきたいです。
月はどんな風に見える?こころねのじかん
扇谷一穂先生にゲストティーチャーに来ていただき、こころねのじかんを行いました。
いつもと同じように、からだの体操と声の体操をしていきます。
ロングトーンをつないでいく声のリレーでは、小さいお友だちが恥ずかしそうにしていると、大きいお友だちが「どんな声でもいいんだよ」と優しく教えてあげる姿がありました。
今日のテーマは「月」。中秋の名月や十三夜で、月を見る機会が最近多い子どもたち。扇谷先生から、日本では月の模様はうさぎがおもちをついていると言われているけれど、外国ではカニだったり、髪の長い女の人だったり、その国によって見え方は様々であることを教えていただきました。
みんなも画用紙に、月の模様がどんなふうに見えるのか描いて表現してみました。
うさぎやプリンセス、船に乗った人、など、それぞれが個性豊かに絵を描いていました。
月の見え方にも、国や人によっていろいろな違いがあることに気付いたり
お友だちのそれぞれの感じ方や表現を認め合ったりする経験をすることができました。
お米ができた!稲刈り、脱穀、もみすり・・・
こまば分室で一から育てていた稲が実り、ついに収穫をしました。
ひとり一束ずつはさみで切って収穫した稲を、まとめて束にして干しました。
だんだん、すべてのお米が黄色く色づいてきたので、お米を食べられるように、脱穀ともみすりを行いました。
脱穀は、みんなには少し力が必要でしたが、やっているうちに慣れてきて、ぷちぷちと外せるようになっていました。
「みんなのごはんにできるかな?すこしたりないかな?」
次はもみすりをします。すり鉢にもみを入れて、ボールを使って擦りました。
交代ですっていると、もみが外れ玄米に。「あっお米になった!」と驚く子どもたちでした。
初めはそのまま食べられると思っていたお友だちもいましたが、
自分たちの手でお米にしていくことで、お米のことをどんどん知っていくことが出来ました。
また、食べ物が自分たちの手に渡るまでに、たくさんの手がかけられていることにも気づくことができました。
美味しいお米を食べられるまでもうひといきです!
くりきんとんっておいしいね
あけぼのフーズの植草社長に来ていただいての和菓子作り、10月はくりきんとんを作りました。
「くりきんとんってなに?」というお友だちも多いです。
「茨城県産の栗を蒸して、こして、すこーしだけお砂糖を入れたのを持ってきました」と植草社長が栗のペーストを見せてくださいました。
自分で計量して、ガーゼにつつんでしぼって、栗のような形をつくります。
栗のような形を作れたら、植草社長が粉砂糖をかけて、バーナーであぶってくださいました。
「わー!ちゃいろくなって、くりみたいになった!」「わたがしのにおいがする!」
バーナーの音や、お砂糖が焦げた匂いに大興奮の子どもたち。
余った材料で味見用も作り、「もっと食べたい!」「くりのあじがする!」と頬張っていました。
そのくりきんとんをお茶菓子にして、翌日はお茶道のじかんを行いました。
自分で点てたり、先生に点てていただいたりしたお抹茶とくりきんとんを味わい、
秋を感じることができた子どもたちでした。