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カワハギっておいしいー!

 

昨年、鮭の丸ごと解体をしていただいた北川シェフが、今年度も食育活動として保育園に関わって下さることとなりました。

今回は「カワハギ」です。大きな箱をもって食てくれた北川シェフに子どもたちが集まり、何が入っているかな?と興味津々です。

 

 

箱を開けて今日の主役、カワハギが登場すると子どもたちは目を輝かせ、カワハギに触って「ざらざらしている」、「目がついてる!」と観察していました。

 

 

カワハギを捌いてもらったあとは、ホットプレートでカワハギを焼いてもらってみんなで実食!

豪快に一口で食べたり、大切にゆっくりと味わって食べたり、それぞれがおいしくいただきました。

 

給食のお味噌をみんなでつくる!

お給食で子どもたちが食べるお味噌づくりを、発酵美人堂の清水先生をお招きして行いました。

(今食べているお味噌も去年作った子どもたちと一緒に作ったものです)

最初に清水先生からの説明を、真剣な表情で話を聞く子どもたち。

「これ、なにかわかるかな?」と見せられた大豆に、「おまめ!!!」と大きな声があがりました。

水でたくさん洗って、3時間煮た大豆を、これからみんなでつぶして小さくしてね、との説明に「はーい!」「やりたい!」元気な声があがりました。

 

 

 

子どもたちみんなが潰せるようにジップロックに煮豆をつめてもらい、それぞれ一袋ずつつぶしていきました。

「やわらかいね!」「いいにおいする」それぞれのタイミングで、指先や手のひらを使ってお豆に触れることができ、みんないっしょうけんめいお豆をつぶしました。

体重をかけて両手でぎゅっぎゅっと押したり、ジップロックをもみもみしたり、お友だちと掛け声をかけながらたたいてみたり。それぞれのやり方で豆に触れていました。

 

 

お豆がつぶれたあとは、みんなが潰してくれたお豆と、塩と麹を手でよく混ぜていきます。

清水先生が袋に入った麹をみんなに見せ、「これなにかわかるかな?」と聞くと、「しおこうじ!!!」と大きな声が。何度も発酵食品づくりをしているので、麹もおなじみです。

 

 

最後は丸いお団子にして、ぎゅっぎゅっと保存容器につめていきました。

 

 

何度も発酵食品づくりを体験しているお友だち、初めてのお友だち、それぞれが味噌づくりに参加することができました。

「いつ食べられるの?」との質問に、みんなでカレンダーをめくりながら確認しました。「いまが2月でしょう…3,4,5,6,7,8,9,10月になったら、食べられるよ」という先生の言葉に、「えー!そんなに!?」

発酵ってふしぎ、そんな気持ちを感じられたでしょうか。10月に食べられるのが楽しみです。

 

 

墨で思いっきり遊ぶ

今日はみんなで墨汁に触れてみました。

保育者がトレーに墨汁を出すと、なんだろうと続々と集まったお友だちは、すぐさま筆を手に取り床一面の紙に描きはじめました。

絵の具遊びに慣れているからか、真っ黒な墨汁でもためらうことなく、筆やタンポに取りにょろにょろと線を引いてみたり、点々を打ってみたり、丸を描いたり…それぞれが様々な描き方を真剣な表情で試していきました。

 

 

自分の手にタンポをぽんぽん、と叩きつけると、あたりに墨汁のしぶきがパラパラと広がっていきます。

「雨、ふってるね」「花火みたいだね」。

墨汁の雨を降らせて、周りが黒く染まっていく様子や、パラパラという音を感じる子どもたちの姿がありました。

 

 

みんなで初めて触れてみた墨汁。

いつもの絵の具と違って真っ黒でしたが、筆やタンポなどの道具を使ったり、自分の手足で直接触れたり、花火や雨に例えてみたり…、様々な触れ方を自らで考えながら墨の世界に思いっきり触れることが出来ました。

これからも様々な素材の活動を広げてきたいと考えています。

 

 

「おいしくな~れ、おいしくな~れ」塩麴づくり

120日、23か月に一度いらしていただいている発酵美人堂の清水先生による発酵食品「塩麴」づくりを行いました。

先生が来られる間、ヨーグルトや、お味噌、醤油、ぬか漬けなどが発酵食品の仲間であることを写真をみながら話し合いました。「お味噌と醤油のところにはおんなじお豆が書いてあるよ!」「ひょっとして豆まきのかな?」など知っている事と結びつけて話す様子もありました。

 

先生が袋から取り出した麹に塩を混ぜていきます。

 

 

こぼれた麹も味見もしました。「カリカリしてる!」「少し甘いよ。」「美味しい!」

 

最後はお水を入れてよくかき混ぜていきます。「私もやってみたい~」「ぼくもやる!」順番に譲り合いながら、「おいしくな~れ、おいしくな~れ」と混ぜていきました。「わぁーなんか浮いている。」と麹も浮くところと沈むところがあることを発見。「お水と塩が混ざって塩水になってるんじゃない?!それから麹と混ざるのかも・・」自分の目で見たことから、今後どうなるのかを予測することもしていました。

 

 

一週間毎日かき混ぜると、完成して食べられるのだそう。「忘れないようにするよ!」と清水先生と約束していた子どもたち。朝の集まりの時に様子を見ていこうと思います。

 

 

新しき年を迎えて

新しき年を迎えました。

今年はコロナ第3波が大きく打ち寄せたお正月となり、なかなか落ち着かない日々が続いています。

しかし、子どもたちは寒さも何のその、元気いっぱいです。

今年も一人ひとりの子どもたちの思い、育ちの一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

                                   施設長 佐藤喜美子













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