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墨で思いっきり遊ぶ

今日はみんなで墨汁に触れてみました。

保育者がトレーに墨汁を出すと、なんだろうと続々と集まったお友だちは、すぐさま筆を手に取り床一面の紙に描きはじめました。

絵の具遊びに慣れているからか、真っ黒な墨汁でもためらうことなく、筆やタンポに取りにょろにょろと線を引いてみたり、点々を打ってみたり、丸を描いたり…それぞれが様々な描き方を真剣な表情で試していきました。

 

 

自分の手にタンポをぽんぽん、と叩きつけると、あたりに墨汁のしぶきがパラパラと広がっていきます。

「雨、ふってるね」「花火みたいだね」。

墨汁の雨を降らせて、周りが黒く染まっていく様子や、パラパラという音を感じる子どもたちの姿がありました。

 

 

みんなで初めて触れてみた墨汁。

いつもの絵の具と違って真っ黒でしたが、筆やタンポなどの道具を使ったり、自分の手足で直接触れたり、花火や雨に例えてみたり…、様々な触れ方を自らで考えながら墨の世界に思いっきり触れることが出来ました。

これからも様々な素材の活動を広げてきたいと考えています。

 

 

「おいしくな~れ、おいしくな~れ」塩麴づくり

120日、23か月に一度いらしていただいている発酵美人堂の清水先生による発酵食品「塩麴」づくりを行いました。

先生が来られる間、ヨーグルトや、お味噌、醤油、ぬか漬けなどが発酵食品の仲間であることを写真をみながら話し合いました。「お味噌と醤油のところにはおんなじお豆が書いてあるよ!」「ひょっとして豆まきのかな?」など知っている事と結びつけて話す様子もありました。

 

先生が袋から取り出した麹に塩を混ぜていきます。

 

 

こぼれた麹も味見もしました。「カリカリしてる!」「少し甘いよ。」「美味しい!」

 

最後はお水を入れてよくかき混ぜていきます。「私もやってみたい~」「ぼくもやる!」順番に譲り合いながら、「おいしくな~れ、おいしくな~れ」と混ぜていきました。「わぁーなんか浮いている。」と麹も浮くところと沈むところがあることを発見。「お水と塩が混ざって塩水になってるんじゃない?!それから麹と混ざるのかも・・」自分の目で見たことから、今後どうなるのかを予測することもしていました。

 

 

一週間毎日かき混ぜると、完成して食べられるのだそう。「忘れないようにするよ!」と清水先生と約束していた子どもたち。朝の集まりの時に様子を見ていこうと思います。

 

 

新しき年を迎えて

新しき年を迎えました。

今年はコロナ第3波が大きく打ち寄せたお正月となり、なかなか落ち着かない日々が続いています。

しかし、子どもたちは寒さも何のその、元気いっぱいです。

今年も一人ひとりの子どもたちの思い、育ちの一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

                                   施設長 佐藤喜美子













12月の食育は鮭まるごと解体

12月の食育活動は、世田谷区のシチリア料理店Caraの北川シェフを招き、鮭1匹の解体ショーです。

保管箱から1匹の鮭が出てくると、「うわー おさかな!」「大きい!」「こわい!」「食べられる?」いろんな声が飛び出しました。「さわってもいいよ」という保育士の声に、鮭の表面をおそるおそるなでる子どもたち。中には懐中電灯で調べようとする子もいます。

先生が包丁を取り出し、頭を切り落として身を開き、骨を取る様子を驚いたような目でじっと見つめながら、「赤い」「オレンジだね」と色の違いへの気づきがありました。また、切り落とした頭や骨、目など指先でつんつんとつついては「目はやわらかい」「歯は痛いよ」と感触はさまざまあることも学びました。

切り身になった鮭に、「これ見たことある」という声が。スーパーなどに売っているみんなの知っている切り身が、こうやってできているのだということがつながった瞬間でした。

その後ホットプレートで身を焼いて試食しました。焼きたての暖かい鮭。料理になる過程を見ることが出来たからか、普段給食であまりお魚を食べないお友だちも「おかわり!」「もっとちょうだい!」との声。

魚がどんな形をしているのか、その感触はどうかなど、たくさんのことを確かめ、味わうことができた活動でした。

1月は発酵美人堂清水さんによる塩麴づくりを予定しています。今後も食を通した子どもたちのたくさんの学びや関心を引きだすプログラムを組んでいきたいと思います。











フェイスブック「つながりシェア保育園・よよぎうえはら」更新中

こどもたちの様子はフェイスブックでもお知らせしています。 ぜひ、のぞいてみてください。 更新タイトル 【野菜の収穫】 4季節外れの「はるかのひまわり」2029最終回
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