感謝をこめて、お茶を点てよう
3月の茶道体験は、年長のお友だちとっては最後の茶道体験になるので、いままで、今まで練習してきた作法を披露し、いつも分室で一緒に過ごしてきた年下のお友だちと、お世話になった先生方にお茶を振る舞いました。
前日に作った道明寺をみんなでいただきます。「おいしいね」と話したり、先生はよろこんでくれているかな?と様子を見ながらいただいていました。
いつもと違う雰囲気に、少し緊張しながらお茶を点てるお友だちも。
ふだんお茶道に参加していない先生に「どうやって飲めばいいかな?」と聞かれると、
「2回まわして黒いところから飲むんだよ」と丁寧に教えていました。いままでのお茶道で人に伝えられるほど作法を身につけることができたことに感心しました。
「おいしい」と言ってもらうと、ほっとしたような表情。
年長さんは、感謝の気持ちを込め、今までに習ったことを発揮して、お茶を振る舞うことができました。
小さいお友だちも、年長さんの姿を見て学んで、こんななふうに誰かにお茶を点てたいなと感じて来年度の茶道の時間にまた取り組めたらいいなと思います。