おからみそをつくろう
毎年保育園の給食のお味噌を手作りしてきたこまば分室の子どもたち、今年は例年とは違った、「おからみそ」を作ることにチャレンジしました。
材料のおからは、前日にお豆腐屋さんに自分たちで買いに行ったものです。
おから味噌を作る前に、栄養士のるみ先生からおからについて教えてもらいました。おからはお豆腐をつくるときにできますが、お豆腐屋さんでは年間約5万トンほど捨てられているそうです。
「るみ先生で言うと1000人分くらいのおからが捨てられているんだよ」と言うるみ先生の言葉に「えー!」「おおすぎる!」と驚くみんな。
捨てられてしまうはずのおからをみんなで有効活用していくことは意味のあることです。
おからみそづくりは、おから、麹、豆乳、塩を混ぜてつくります。
「きもちいいね」「もっとさわりたい」
感触を楽しみながら混ぜることが出来ました。
豆乳も加えてしっとりしたら、さらによく混ぜ、お団子にしていきました。
お団子にできたら、袋に入れてパンチ!
空気をぬいて、カビが来るのを防ぎます。
普通の味噌は完成まで約一年かかりますが、おから味噌は約半年で完成するそうです。完成したら、普通の味噌のようにお味噌汁に入れても良いですし、野菜におから味噌をつけて食べても美味しいそうです。
みんなで力を合わせて仕込んだおからみそ。
変化を観察していこうと思います。