寒天って何からできてる?天草で寒天づくり

あけぼのの植草社長と桃の水ようかんを作ったときに、寒天は海藻からできていると学んだ子どもたち。

実家が海のそばの職員が、寒天の材料となる「天草(てんぐさ)」を持ってきてくれたため、天草で寒天を作ってみる事にしました。

初めて天草を見ると、「わかめとはちがうんだね」「かみのけみたい!」「チクチクしてる」と観察したり触ったりして感想を言っていました。

天草をよく水洗いします。天草に付いている海の他の植物や貝、砂を洗い流していきました。

きれいになった天草を、お鍋で煮詰めていきます。

その間に、天草についていたものを虫メガネで観察する子どもたち。

「貝のかたちだ!」「これは砂かな?」見えたものをスケッチするお友だちもいました。

煮詰まった天草は、ざると布巾でこして型に流してさまします。

 

天草からできた寒天は、おやつにフルーツといっしょにいただきました。

「え・・・味がしない!」

甘い寒天しか食べたことがないお友だちは、寒天本来の味に気付いたようで驚いていました。

寒天がどうやってできるのかを知ったり、海の生き物について興味をもったりすることができ、とてもおもしろい体験となりました。