「みずようかんを作った時のあんこの残りどうしようか」
と話をしながら、いつもの季節のおやつが載っている絵本を読んでいると
「これにしよう」と指さしたのはどら焼きでした。

原町田大通りの花壇のお花をつんで花器に生けました。
どら焼きづくりが始まりました。

材料を混ぜていき焼きます。
「うーん、いいにおいしてきた」
「はやくたべたいな」
生地が焼きあがるとあんこを入れていきます。
「あんこいっぱいいれてね!」
サンドした横から溢れ出るあんこに嬉しそうな表情。
できあがるとテーブルに生けたお花とお茶菓子風に千代紙のお皿にどら焼きをのせて。
「いただきまーす!!」

残っていたあんこをどうするかという小さな問いかけから、絵本をヒントに広がっていったどら焼きづくり。
季節の草花や手作りのお皿など、日々の生活の中にあるものを丁寧に味わいながら、こどもたちは自分たちのアイデアを形にすることができました。