アートを通した育児で有名な和泉先生が遠方からつながりづくり保育園に来てくれました。
「子どもの遊びにゴールを決めない」という和泉先生の言葉が印象的でした。
大人はつい、「それはこうするものだよ」「そうじゃないよ」と言ってしまいがちですが、そうではなく、子ども自身で、これは何だろう?とまずは触れてみることが大事。
たくさん触っているうちに子どもは様々な発見をし、その中で使い方も学んでいくので、私たちはその後、それを次へどう繋げていくかを考えていくのが仕事、と教わりました。
今日は、懐中電灯とマスキングテープで遊びました。
【懐中電灯】
ちょうどどんより曇っていた日ということもあり、室内の電気を消すといい具合に薄暗くなりました。
懐中電灯を手にすると、壁に光を当ててみたり、天井に当ててみたり、テーブルの下に潜って探検ごっこをしたり。
懐中電灯を近づけると光は小さく、遠ざけると光が大きくなることに気づいたお友だちもいました。
0歳児のお友だちは、光をつかまえて、「はい、どうぞ」と渡してくれました。
【マスキングテープ】
何色かのマスキングテープを置いておくと、すぐさま手に取った子どもたち。
ながーく伸ばして遊んだり、丸めてボールにしたり、最初は手で切れなかったお友だちも器用に切ることができるようになりました。
上手に切れるようになった2歳児のお友だちは、美容師さんになり、先生を美しく飾ってあげていました。
体にテープが巻き付いた1歳児のお友だちは、悩みながらテープを外すことに黙々挑戦。イライラすることなく、きれいにテープを外すことが出来、お見事でした。