墨で思いっきり遊ぶ
今日はみんなで墨汁に触れてみました。
保育者がトレーに墨汁を出すと、なんだろうと続々と集まったお友だちは、すぐさま筆を手に取り床一面の紙に描きはじめました。
絵の具遊びに慣れているからか、真っ黒な墨汁でもためらうことなく、筆やタンポに取りにょろにょろと線を引いてみたり、点々を打ってみたり、丸を描いたり…それぞれが様々な描き方を真剣な表情で試していきました。
自分の手にタンポをぽんぽん、と叩きつけると、あたりに墨汁のしぶきがパラパラと広がっていきます。
「雨、ふってるね」「花火みたいだね」。
墨汁の雨を降らせて、周りが黒く染まっていく様子や、パラパラという音を感じる子どもたちの姿がありました。
みんなで初めて触れてみた墨汁。
いつもの絵の具と違って真っ黒でしたが、筆やタンポなどの道具を使ったり、自分の手足で直接触れたり、花火や雨に例えてみたり…、様々な触れ方を自らで考えながら墨の世界に思いっきり触れることが出来ました。
これからも様々な素材の活動を広げてきたいと考えています。