とても大きな入れ物をもって、ゲストティチャーの地中海レストランの北川シェフが園にやってきました！　子どもたちは、シェフのまわりに「今日のお魚は何だろう…」と、興味をもって集まってきます。

骨抜きした骨や、ぶりを切っていくときも子どもたちがシェフが切るのに合わせていつの間にか数を数えています。見ている人たちの数も数えている子どもたちも。「その数があれば、今見ている人たちみんなが、食べられる！」と気がつく姿もみられました。切ったばかりの身を一口ずつその場でプレートで焼いて大切そうに食べていました。その場でいのちをいただく。魚の血をみても、騒ぐ人たちはいません。

「本物のぶり食べたことがあるよ。おいしいよ」「え、これが本物のぶりだよ」というやりとりも。切られているスーパーで売っている切り身のぶりと、大きなぶりが一致したかな…

「出世魚と呼ばれていて名前が変わるんだよ」「いなだ→さわら→ぶりとなるよ」「他のお魚で名前が変わるのってあるのかなぁ…」

子どもたちは、さかなや海への気持ちも、北川シェフから新たなスパイスをいただき次への学びにつながっています。