年代モノの織り機が、2台寄贈され、時間をかけて組み立て作業。
「これ、なにー?」「あ、しってるよー」「つるの恩返し???」
「それ知らない」「じゃ、読もうか?」とさりげなく近くにいる保育者が絵本をすぐとりにいっている姿もある日々…
子どもたちは、自分たちが一体何が手伝えるかを考える…
「ちょっと汚れているね」「拭こうか?」と。
昔のものだから、部品もないのを生産元にオーダーなどして、
子どもたちが編み込むことに関与できるのには少し時間がかかった。
その間、ホールのだれでも触れる目立つ位置に置いてあっても、いじってしまおうとすることもない。
おとなたちが丁寧に扱い、大切にしているのをしっかり受け止めている。
この時期、ペットボトル編み、指編み、あやとりなどが、あちらこちらでみられる。
そこに、織り機も加わった。
この夏、こどもたちが園庭のありとあらゆる植物などで染め物を試してみたいときにさまざま染めていたけれど、
これからは、染めた毛糸で織り機で編んだり、織ったものを染めるということも加わりそう。
小枝も編み込んだり、どんな展開になるのか…。
織り機がある風景で、あたたかさも感じられる冬です。