


11月5日(水)、新宿アイランドウィング(キタムラホールディングス16F)にて、「こども誰でも通園制度」をテーマに研修会が開催されました。
第1部は 栃木県・認定こども園さくら 園長 堀昌浩先生による講演、第2部は堀先生と当学園 齋藤祐善 理事長のトークセッションが行われました。
■ 第1部:堀昌浩先生 講演
堀先生からは、これからの保育のあり方と制度のとらえ方、その意義についてお話があり、
「制度は目的ではなく、こどもの育ちや地域のつながりを生み出すためのツールである」
という視点が語られました。
こどもの居場所づくり、既存制度との組み合わせ、ICTの活用、行政との対話など、現場での具体的な取り組みも紹介されました。
■ 第2部:対談
堀昌浩先生 × 正和学園 理事長 齋藤祐善
対談では、「制度をどう運用するか」だけでなく、 「こども誰でも通園制度」を利用することで、子どもがどう成長するのか、保護者はなにを得ることができるのか、保育者は専門家として何を提供できるか という問いに踏み込んだ対話が行われました。
地域との共生・共創や、「地域移住制度x誰通」など制度の組み合わせ事例も交えながら、「こども誰でも通園制度」は、こども・家庭・地域とどう関わり合うかを考える出発点として捉える視点が共有されました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
これからも子どもたちの育ちを支える環境づくりに取り組んでまいります。
*「こども誰でも通園制度」
保護者の就労に関係なく、未就園児が保育園や幼稚園に定期的に通える制度です。こどもの育ちと、家庭の孤立や不安を減らすことを目的としています。