- NEWS, PRESS RELEASE
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- 2020 07 01
正和学園では、お菓子専門会社「銀座あけぼの」のグループ企業「曙フーズ」と共同開発している
「いっしょにもぐもぐ」というお菓子があります。
保育現場では、アレルギー児が口にするものは、食べるものもお皿も区別されたもので対応するなど
絶対に間違いを起こさないという配慮がなされています。
一方で、アレルギーがある子にとっては、無意識のうちにアレルギーの無い子と自分を比較し、
疎外感を感じてしまうようなことがあってはならないと、現場や給食室の先生たちは感じていました。
特に「おやつの時間は、すべての子どもたちにとって、楽しい時間でなければならない」と。
「小麦・乳成分・卵を完全に使わないお菓子を作りたい」そんな強い思いもありました。
すばらしいご縁もあり、曙フーズの植草社長をはじめ、保育士、給食室の先生たちがタッグを組み
アレルギーの有る無しに関わらず、みんなで同じテーブルを囲んで、食べられる安心安全なおやつ
作りの開発が始まりました。
お菓子開発の会議「いっしょにもぐもぐ会議」は毎月開催され、試食を作っては改良を繰り返し、
園のこども達にも食べてもらい、率直な感想を拾いながら「いっしょにもぐもぐおかき」が
完成しました。
月替わり12か月のフィナンシェや、ガレット、暑い季節にはアイスまで、日を重ねるごとに
バリエーションが広がっています。
日本全国、さらには国を越えて、世界の子どもたちが「いっしょにもぐもぐ」を通じて
笑顔になれるようにと願いを込めて、開発は続きます。